2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧
ピーチケント 1978年発売 日清紡 「ピーチ」とつくからには桃色のケント紙?いやいや、平凡な白のケント紙だ。日清紡が桃のマーク(三ツ桃印)を使っていたことからこう言う商品名になっている。この他にもテクスチャペーパーには「ピーチ」がつく商品があ…
ピーチケントR 2001−2008年 日清紡 発売当初は古紙配合率100%、商品名もピーチケントR100だった。ベースとなっているピーチケントが白さをセールスポイントにしていたわけでは無いので違和感無く受け入れられていたようだ。厚さのラインナ…
北雪R100 1998−2005年 興陽製紙 1998年、今から約10年前というと再生紙が脚光を浴びて商品点数も需要も上り調子の頃、エコマーク認定基準に白色度が追加になった年だ。再生紙の名刺や冊子の表紙などに古紙配合率の高いケントと言う要望も…
OKマシュマロCoC 1993年発売 王子製紙 マシュマロと言うと、「ふわふわ」「柔らかい」「甘い」「お菓子」「きめ細かい」「白い」私が思いつくのはこの程度だ。OKマシュマロCoCがこの中の何に当てはまるかというと「きめ細かい」と「白い」だ。…
北雪 1979年発売 興陽製紙 北雪は白いケント紙の代名詞と言える商品だ。「北雪」としての発売は1979年になっているが、その前身の「白眉」は(手元に資料が無いのでハッキリとはわからないが)1978年発売ではないかと思う。白眉...白い眉毛??…
ホワイトエクセルケント 1996年発売 日清紡 「ホワイト」はもちろん"白"、「エクセル」は表計算でおなじみだが意味は"秀でる"、「ケント」は"ケント紙"だ。「白さに秀でたケント紙」の名前の通り興陽製紙の北雪と並んで白い!!と言うより少し青味だ。人…
クラーク70 1998年発売 東海パルプ 商品名に数字がついている紙は結構多い。数字の表す意味は発売年であったり古紙配合率であったり色数であったり様々だ。クラーク70の70と言う数字は微妙な数字で古紙配合率だと思っていた方も多いのではないだろ…
クラークケント 1992年発売 東海パルプ 古紙100%のケント紙として発売になり、名刺などに良く使われている。現在は古紙20%と配合率は少なくなったものの根強い人気があるケント紙だ。紙の色は白すぎず、またクリームっぽくもなく、手触りはツルっ…
木はだ 1993−1997年 特種製紙 今見ても悪くない柄だと思うが発売後4年で廃品とはあまりにも短命だ。本当に木の幹のような柄で、おもて面のエンボスが裏に影響する感じで裏面にも凹凸がある。10色ある色のラインナップは茶系と緑系で統一感がある…
レザック71 1971−1992年 特種製紙 中学・高校の英語の先生は大変情熱のある方で、6年間自家製の教科書だった。私は英語があんまり好きではなかったので捨ててしまった。(っていうより普通は捨てる)教科書の大きさはA/4だったようにも思うがそ…
NTストライプGA 2002年発売 日清紡 NTストライプGAもNTほそおりGA同様、前身のNTストライプは1990年発売、エンボスのベースはゾディアックシリーズのストライプだ。 NTストライプとNTほそおりは発売年も同じでリニューアル、色数…
NTほそおりGA 2002年発売 日清紡 NTほそおりGAの前身、NTほそおりは1990年発売だ。商品名から予想がつくと思うがゾディアックシリーズほそおりの色物だ。それ以前の例からするとシグナスとシグカラー、ビルゴとビルカラーと言うようにホソ…
ルーパス 1984年発売 日清紡 ゾディアックシリーズ8商品で、7番目に発売になったルーパスは狼座のことだ。この柄は一般にはへアラインと言われるエンボスパターンで、細い線模様だ。ルーパスの意味を知る前は 流星の尾 の模様かと思っていたのだが、狼…
ストライプ 1985年発売 日清紡 「ストライプ」はゾディアックシリーズで一番最後に発売された商品だ。他のゾディアック商品と同様、おもて面のみエンボスで半光沢、裏面は平だ。エンボス面も指で撫でている分にはあまり凹凸は感じない。爪で擦ってはじめ…
ほそおり 1983年発売 日清紡 「ほそおり」は「あらおり」同様、ゾ゙ディアックシリーズでありながら宇宙とも星座とも関係ない名称になっている。名前の通り細かい布柄の紙だが縦線横線ともにもランダムで強弱のある、それでいて繊細な柄は、布柄という一…
フリッカーズ 198?年−2003年 東海パルプ 休日が多いと廃品の紹介ばかりになってしまって「何の役にも立たない」とお怒りの方もいらっしゃるかもしれないが「まぁそんな商品もあったんだなぁ」と思って読み流していただきたい。 フリッカーズはナチュ…
あらおり 1983年−2007年 日清紡 あらおりはゾディアックシリーズ5番目の商品だ。もうここに至ってはゾディアック(黄道十二星座)とも宇宙や星座とも関係ない商品名になっている。名前は和風だがチョット見方をかえてみると雲に隠れた町並みの航空写…
スーパーアトモス 1990−2000年 新富士製紙 実はスーパーアトモスに関して発売と廃品の資料が手元にない。見本帳も残ってないので撮影もできなくて残念だ。アトモスに半光沢のツヤをつけたのがスーパーアトモスだ。厚さのラインナップはアトモスと同…
新アトモス 1996年発売 新富士製紙(現在は王子特殊紙) 新アトモス発売の時は少々ショックだったのを覚えている。必ずしもそうだとは限らないが、「新OO」と言う商品が発売になると従来からある「OO」が廃品になることが多いからだ。新アトモスも充分…
アトモス 1989年発売 新富士製紙(現在は 王子特殊紙) アトモスの名前の由来は アトモスフィア(atmosphere)大気とか天体を包むガス体と言う意味だ。 英語のatomの語源、ギリシャ語のアトモス(ΑΤΟΜΟΣ)--物理的に分割できない微小な存在--とは意味合いが違…
ビルカラー 1969年発売 日清紡 続けて読んで頂いている方なら想像がつくと思うが、ビルカラーはゾディアックシリーズ ビルゴの色物だ。私がカケダシのころは何の知識もなく、ビルカラーのビルはビルディングのビルだと思っていた時期があった。そうする…
ハンマートーンGA 1998年 日清紡 ゾディアックシリーズから派生した紙は意外に多い。先日紹介したシグカラー(シグナス)や きぬもみ(クレーター)がそうなのだがその他にも多数ある。それらの商品はこれからおいおい紹介していきたいと思っているが…
ビルゴ 1968−2007頃 日清紡 ゾディアックシリーズ発売当初の3商品(ビルゴ、シグナス、コルバス)の中で、ビルゴは乙女座のことだ。 私個人は紙と音楽は結びついているものが結構多く、それはその時流行っていた歌だったり、名前からの連想だったり、…
コルバス 1968−1986頃 日清紡 ゾディアックシリーズ発売当初の3商品(ビルゴ、シグナス、コルバス)の一つで、コルバスはカラス座のことだ。最近では比較的印象が悪いカラスだが古来日本では吉兆を示す鳥として喜ばれていた。世界各地ではあの声と黒…
きぬもみ 1979年発売 日清紡 「クレーター」の色物が「きぬもみ」だ。ベースの紙質が変わると同じエンボスでもこれほど印象が変わるのかと言う感じの2商品だ。「クレーター」と比較的近い色の きぬもみ 雪 でも「きぬもみ」の方が暖かみがある。 色のラ…
クレーター 1978年発売 日清紡 ゾディアックシリーズ4番目の商品で、当初の3商品(ビルゴ、シグナス、コルバス)と違って星座の名前ではない。この「クレーター」の名称はシリーズ発売の次の年、1969年に登録されている。この年はアポロ計画で人類…
OKムーンカラー 1996年発売 王子製紙(現在は王子特殊紙) 今日は月齢14日、明日が満月だ。 月は、太陽と違っておぼろげで淡い光を放つためか?それとも満ちたり欠けたり姿を変えていくからだろうか?神秘的と言うか妖しい雰囲気がする。 OKムーン…
OKミューズキララ 2001年発売 王子製紙(現在は王子特殊紙)♪きらきらひかる おそらのほしよ♪OKミューズキララのブラックを見ると星空のようだと感じる。星物語は銀の比較的小さな粒が飛んでいてそれはそれで幻想的なのだが、OKミューズキララは金で…
玉しききっか 2004年発売 特種東海製紙 サンプルを見たときに一目惚れ!この紙を見るとaikoの♪花火♪を思い出す。いつ見ても私には花火に見えるのだが、名前の通り菊の花を模した柄だ。発売当初は70kg,100kgが8色、200kgは雪1色と言う展開だったが、今…
シグカラー 1969−1980年頃 日清紡 名前から想像がつくと思うが、シグナスの色ヴァージョンだ。シグナスの翌年に発売になっているがシグナスよりも先に廃品になってしまった。四六判Y目、160kg、200kgの2連量、11色あった。白やクリームはふんわ…