2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ノーマン

プリンセス・トヨトミのあのシーンを読んでいたら急に読みたくなった。 ウチの天井裏にある蔵書(?)は下の写真よりもっと古い本で高校の頃に何度も読んだ。手塚作品の中でメジャー所を除いて5本の指に入る名作だと私は思っている。 月を題材にした過去へ…

プリンセス・トヨトミ

映画館で予告編を見て、おもしろそうだと思っていたのに結局時間が作れず観に行けなかった。知人にそんな話をすると、「本で読みましたけど面白かったですよ」ススメてくれたので読んでみた。話が佳境に入って盛り上がっていくところなのに妙に中だるみする…

SPIKA

スピカボンド 1970年発売 三菱製紙 スピカボンドは、書簡紙、ステーショナリー、あるいはボンド紙と呼ばれる透かし入の便箋用の紙だ。ここで素朴な疑問、今まで何も考えずに「ボンド紙」と言っていたけれど「ボンド」ってなんだろう?調べてみると「契約…

夕立

江戸小染うろこ 1991年発売 特種製紙(現 特集東海製紙) 京都市内では3時頃から急にひどい雨と雷、夏らしい夕立だ。この雷雨のイメージにあう紙を探していたら江戸小染うろこが出てきた。 江戸小染シリーズは可愛らしい花柄の「はな」日本画の雲のよう…

水の精

オーディス 1993年発売 日清紡 オーディスはフランス語で水の精のことだそうだが、水の精というと ♪風のシルフィや大地のグノメ火のサラマンデル水のオンディーヌ♪ ユーミンの「78」の歌詞を引き合いに出すまでもなく水の精霊オンディーヌが有名だ。カ…

夏全開

アペリオ 1990年発売 リンテック アペリオが何故こう言う名前になったのか聞いてみたところ、色のラインナップが春を感じさせるパステルトーンなので、ラテン語の4月にあたるアペリオにしたとのことだった。せっかく教えてもらったので季節外れと思いな…

書籍用紙フェア

夏のパンドラにご協力頂きありがとうございました。先週末に全ての発送を終えました。今回は「がんの子供を守る会」へ寄付させていただきました。本当にありがとうございました。 パンドラの箱はもちろん日頃からお世話になっている皆さまに感謝を込めて、書…

コクリコ坂から

家族5人で「コクリコ坂から」を観に行った。 古き良き時代の学生たち、淡い恋心、バックで流れる懐かしい雰囲気の音楽、淡々と進むストーリー。見終わった後に、心の片隅にポッと灯がともるような、そんな ちょっとイイカンジの映画だった。子供達も「ゴロ…

煌めくFW(フォワード)

きらびきFW 1991年頃発売 王子製紙(現在は 王子特殊紙) サッカーで花形というとやはりFW(フォワード)、前線で点を取るのが仕事だ。 FWというと紙ではもちろん きらびきFW だ。きらびきシリーズは色々なテクスチャペーパーにパール加工したシ…

PK戦を征したGK(ゴールキーパー)

ミラーコートゴールド、ミラーコートプラチナ 神崎製紙(現 王子製紙) サッカーでGK(ゴールキーパー)は特別なポジションだ。試合中では一番後ろから全体が見渡せるので司令塔の役割も果たす。また自分のチームのゴールを守る最後の砦、それだけに選手の…

要(かなめ)はMF(ミッドフィルダー)

エスプリFM 日本製紙 サッカーについて論じるほどの知識も経験もないので、「それは違う!!」と言われれば素直に謝りますが、やっぱり要(かなめ)になるのはMF(ミッドフィルダー)、先日の女子サッカーでMVPに輝いた得点王の澤選手のポジションだ…

堅いFB(フルバック)

FB堅紙 1962年発売 特種製紙(現 特種東海製紙) 私も中高生の頃はサッカーをやっていた。Jリーグができる一昔ほど前で、中学高校は部員は少なく、テレビでも磯野カツオや野比のび太がサッカーボールを持って歩くことなど無かった。 他校のことは知ら…

なでしこジャパンペーパー

まんだら 1989年発売 MOLZA テクスチャペーパーで「なでしこ」と言う色が無いかと探してみたら「まんだら」にあった。流石に和紙だけあって108色全部日本語の色名がついていて正直の所、想像できない色もいくつかある。なでしこは多少くすんでは…

あきらめない気持ち

早朝から仕事しながら、インターネットのニュースサイトで女子サッカーワールドカップを文字で追いかけていた。(映像で見ていては仕事にならないので...) いゃぁしかし良くがんばった。点を取られては返し、取られては返し。 何事もあきらめちゃいけな…

日本男児

テレビの「しゃべくり007」に長友佑都が出演、終わり間際に自著のこの本を紹介していた。印税は全て被災地への義援金にするとの言葉にも引かれて早速購入。あまり期待していなかったが意外に(失礼)おもしろい。本の中にも出てくるが日誌を書いていたと…

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2、初日の夜に行った。映画館ですべての席が埋まっているのを久しぶりに見た。 いやぁ!!良かった。完結編だけあってホントに見応えがあった。シリーズの途中であきらめた人も、今からでも復習して是非見るべきだと思う。

元祖

玉しきみずたま(旧 玉しき)1969年発売 特種製紙(現 特種東海製紙) 玉しきシリーズの元祖「玉しき」、現在は「玉しきみずたま」と名前を改めた。 「玉しきみずたま」と同じシリーズの「玉しきあられ」は●の大きさが違う文字通り姉妹品だ。ちょっと気…

おおもの

OKミューズしろもの 1994年発売 新王子製紙(現在は 王子特殊紙) 「あれ?ガリバーが抜けてない?」と思った人も多いだろう?カリグラフィーでよく使われるOKミューズガリバーしろものは有名だがこちらは知らない人も多いかも知れない。でもガリバ…

愛のテーマ

コンケラーCX22 アルジョウィギンス コンケラーシリーズの中で不可解の名前のものがある、コンケラーCX22だ。「CX22」とは一体なに?「C」はconquerorの「C」?色々考えたがお手上げだ。 そこで販売元に聞いてみたところ意外な答えが…

勝負便箋

コンケラーIR アルジョウィギンス 「IR」はこの景察手帳でも何度も書いているので御存知の方も多いだろう?「iridescent」の略で虹色とか玉虫色という意味だ。コンケラーの方は不思議なことに今まで調べようと思ったことが無かった。「con…

早く爽快になりたぁ〜い

エルマーメイド 2007年発売 特種製紙(特種東海製紙) 須磨の海や水族園で、ふと思い出したのがエルマーメイド ゴールドシアン。人魚のさざなみ模様と言うマーメイド、その中でもスッキリ爽やかな青の「ルリ」に金色のパール加工したのがゴールドシアン…

ダブルデート

私達夫婦と三女と彼氏で水族館へ行った。 「アクアリウムへようこそ」を読んでから水族館へ行くチャンスを狙っていたら、ちょうど期末試験が終わった三女とダブルデートすることになった。京都から行く水族館というと大阪天保山の海遊館と兵庫県の須磨海浜水…

収監 僕が変えたかった近未来

「収監」と言う物々しいタイトル、ホリエモンの最新刊だ。もともと歯に衣着せない物言いをする人だが今は輪をかけてと言うか言いたい放題だ。「犯罪者が何を言うか!」と言う人も多いだろう?!全くその通りだが、読む人が自分の立ち位置をしっかり見極めて…

希望のおすそわけ

4月に臨時開催したので夏のパンドラはどうだろう?とちょっと心配していたが、いつも以上のペースで御註文いただいている。大変ありがとうございます。 紙名手配の福箱が何故パンドラの箱なのか?なんだか変な名前と思っていらっしゃる方も多いだろう?! …

今年も夏のパンドラ祭!!

4月には「とーとつな」パンドラにも関わらず、ご協力とそしてたくさんのコメントをありがとうございました。この景察手帳で報告いたしました通り、みなさまの気持ちは東日本大震災被災地へ向けて赤十字に寄付させて頂きました。ありがとうございました。 . …

ペルーラシスターズ

ペルーラ・ラスター 2006年発売 特種製紙(現 特種東海製紙) 「perla(ペルーラ)」はスペイン語で真珠「luster(ラスター)」は光沢だ。原紙自体が違うのだろうが、昨日紹介したペルーラにアイロン掛けするとこうなるかもしれない、という…

まばゆい白

ペルーラ 2004年発売 特種製紙(特種東海製紙) なんだか梅雨明けしたかのような快晴で、っと言っても例年梅雨明けは祇園祭の頃、と言うことはまだあと2週間ほどある。 夏の日差しはキラキラ透き通ったような光で、今日のような日は夏好きの私としては…

くしゅくしゅアクセサリー

コルドバ 2011年発売 特種東海製紙 使い込むほど良い風合が出る紙がある。10年ほど前に廃品になったビッグファームがそんな紙で、手提げ袋や大きめの封筒にして使い込んでいくとシワが着いて働き者の良い袋になる。 ビッグファームとはかなり厚さも用…

茅の輪くぐり

氏神様の城南宮へ茅の輪くぐりに行って来た。 人用は6月30日まで、車用が7月1日から、と言うことで先週と今週、2週に渡っての茅の輪くぐりだ。 車用が何年前からなのか覚えていないがもう10年ぐらい経つだろうか?!神社からのDMで車用茅の輪くぐ…

日本の常識 世界の非常識

田村達之助氏の「世界の常識 日本の常識」を読んでから、遅れ馳せながら読んでみた竹村健一 の「日本の常識 世界の非常識」。6年前の本ですでに絶版のようだ、古本しか入手できなかった。原発の頁はこのタイミングで読むと「ん?」と思うがその他の部分は今…