2015-01-01から1年間の記事一覧

ブタケムシの復活

手書きに間違いはつきもの、特に万年筆だと消すのに困る。万年筆用のインク消し液もあるようだが私は使ったことがない。一般的にはやっぱり修正テープだろうか? 2016年発売の万年筆用紙イーストリーCoCは困ったことに淡いクリーム色、白い修正テープ…

彼の名刺

彼との出逢いはなんだかとても印象的だった。 古い友人が紹介したい人がいるというので私は駅前のカフェに向かった。特にどうということはない単なる仕事だ。時間より早く着いたつもりだったが2人はすでに来ていた。私が名刺を差し出すと彼はポケットの名刺…

物語のはじまり

2016年に新しい万年筆用紙が発売になる。名前はイーストリーCoC。デジタル全盛の今、万年筆の復活の意味を込めて復活祭のイースターと、良い物語を書いてほしいという思いでつけられた名前だ。森の活性化を促す森林循環紙だというのも万年筆用紙にぴ…

多数決

今年の漢字が京都清水寺で発表された。「安」。この漢字が投票で決まると数年前に教えてもらった。それまではどこかで会議でもして決めているのかと思っていたのだ。今年になって同じ漢字が巡ってくることもあると聞いてこれまたビックリポン!調べてみると…

ビニール袋

プライクはプラスチックライク、つまりプラスチックのようなを縮めてプライクという名前になっている。でも私のイメージだとプラスチックは固くてスベスベでプライクとは少し印象が異なる。多少違和感を持ったままだったのだが。先日たまたま英語のメールを…

スフレパンケーキ

新神戸駅のちょうど裏手に当たる、神戸布引ハーブ園。山の斜面に広がる公園の中腹あたりにハーブティーを楽しめるティールームがある、名前は「ミントカフェ」。窓から神戸の海を眺めながらお茶を飲んでいるとゆったりとした時間が流れる。以前は無かったと…

何個入っているの?

『リトルプリンス星の王子さまと私』の映画にちなんで、今日は新・星物語。新・星物語は紙王国ではブレンド海岸に位置するのだけれど、地図上に現れるのはまだ少し先になる。 ブレンドの紙はどの紙も昔はかなり人気があったのだが今は以前ほどではない。恐ら…

新訳 星の王子さま

2人で「リトルプリンス星の王子さまと私」の映画を観に行くということで、「星の王子さま」の本を妻にプレゼントすることにした。岩波書店の翻訳権が2005年に切れてからいくつかの翻訳があるのは知っていたけれど、ざっと調べただけで11人、こんなに多い…

冬のパンドラ

皆様が森林循環紙をたくさん買ってくださったおかげで、今年の秋も植林事業を手掛ける「にいがた緑の百年物語」に寄付することができました。ありがとうございました。 さて、早いものでもう冬のパンドラです。夏のパンドラ同様、収益金の一部をがんの子ども…

本物の「きっか」

朝のランニングの際ふと思い立って少し遠くの神社、城南宮まで走ってきた。11月になると菊の花が飾ってあるので見てみようと思ったのだ。でも、私が走る時間はまだ真っ暗!もちろん早朝にライトアップしてあるわけもなく残念な結果だった。肉眼では見れな…

ペストマッチ

久しぶりに本屋さんへ行ったら気になるカバーの本が平積みされていた。『新しい道徳』北野武氏の著書だ。紙好きなら多くの人が知ってるあの紙とよく似ている、でも少し違う。もっと数字で配置したような図柄だ。違うとはいえ実際にある紙に似せた印刷と言う…

紙王国への入り口

「紙王国の地図は景察手帳からしか入れないのですか?」とお問い合わせを頂いきました。すみません中身の地図の充実に気を取られて入り口を作るのを忘れていました。(スマホ用のメニューにはボタンは付けていたのですが)早速、紙名手配に紙王国の入り口を…

夜明け

紙王国の大理石の城の真ん中に位置する彩雲。開発者が紙の制作を終えて見た夕焼けをそのまま商品名にしたと言うのは以前も紹介したとおりだ。彩る雲と書く彩雲。この紙を見るとユーミンの♪晩夏(ひとりの季節)♪を思い出す。歌詞の中には夕暮れ時の移ろって…

いちい

「森の点。」で一番印象に残っているのは実はあららぎだ。今まで「あららぎ」を何度検索してもなんのことだかわからなかったのだけれど、今回の展示会てあららぎが木の名前だと教えてもらった。確かに「あららぎの木」で検索するとすぐに出る。神社やお寺の…

森の点。

ペーパーヴォイス大阪へ足を踏み入れると今までの展示会とは少し違った雰囲気だ。全体が少し薄暗い、そして壁一面に森の写真。展示会のタイトルは「森の点。」いつもならたくさんの紙が壁に展示されているのに今回はそれが無い。展示物が少なくてハズレなの…

活版onスノーブル-FS

スノーブル -FSはパッケージ用に開発されたとのことだが、はじめて手にとった時から活版で印刷するとイイ感じだろうなぁ?!っと思ってた。でも「微塗工」(薄くコーティング)と活版の相性は?と少し心配もしていたのだけれど。 今日、活版の印刷見本を頂い…

紙の王子さまと私

紙王国は「王国」ですが、王様は長い間不在です。うわさでは、空の上からこの国を地図のようにながめているのだとか...。 でも大理石の城には王子様がいます。新アトモス サファイア、サファイア王子(リボンの騎士)です。奇しくも製紙メーカーが王子エ…

みんなで紙王国

紙王国の地図は、今あなたがどこを見ているかがURLに表示されている。このURLをコピーしてLINEやメールに貼り付けると、相手にも紙王国の地図の同じ場所を見てもうことができる。 誰かと紙の相談をする時「レザック66とかどうヨ?」というよりは…

紙は指で探す

紙を探す時、もちろん「見て」「触って」探すのが一番だ。でも、どこにでも見本帳があるわけではない。それに見本帳があっても冊子状の見本帳を1冊ずつ取り出して、見て、元に戻す作業は結構手間がかかる。直感で思ったまま探す方法は無いだろうか? という…

クリスタ長堀

地下鉄心斎橋駅からペーパーヴォイス大阪へ向かう時に通る地下街クリスタ長堀、今度の新製品はそれに因んで(ちなんで)クリスターなのか?と思った、クリスタルっぽい感じもするし。でも商品名をよく見ると「ク」に濁点がついてる「グリスター」だ。英語表…

青白くない!

新製品のスノーブル-FSはパッケージ用の白い厚紙で環境に配慮した森林循環紙だ。セールスポイントは「青白くない純な白さ、白色度99%!!」でも、名前はスノーブルー・・・あれ?!違った「スノーブル」。スノーブルはsnow(雪)とnoble(気高い…

なにコレ?!

「なにコレ?!きれぃ!!」 テレビのレポーターが言いそうなセリフだが、思わずそう言ってしまいそうなクッキリとした色使い、この紙はキュリアススキン!新製品だ。 「キュリアススキン」を直訳すると「不思議な皮膚」、そこから想像すると少しヌトッっと…

2パターン

新発売のパターンズ。布柄の「コットン」と小さな梨地柄の「エグシェル」の2パターン。厚さも並口と厚口の2パターン、色もホワイトとナチュラルの2パターン。さて何アイテム?...8アイテムです。 ベースの紙がマットコートなのでオフセット印刷(印刷…

今はここまで

「えっ?!そんな読み方するんですか?」 知り合いと本の話をしていてこう言われた。 多くの人と同じように私も面白い本に出会うとこの後どうなるのだろう?と夢中で読み進める。 でも、ふと気が付くともう残り少ない。もう終わってしまうの?この本!結末が…

特別な赤!

元々『赤』と言う色が好きな私。OKACカードの「まあか」が出た時も、NTラシャの「濃赤」が発売になった時も「お!!これは素敵な『赤』だ」と思った。でも、今回発売になったケンランの「ディープレッド」。これは今までに見たことが無い特別な『赤』…

夏のパンドラの箱

恒例のパンドラの箱です 倉庫で眠っていた紙達はあなたとの出合いを待っています。

ほぼ日手帳

紙名手配で扱っている手帳用紙は巴川製紙所のトモエリバー手帳。これは私が万年筆で書いた時に一番書き味が良かったものを皆様にもと思って選んだ紙だ。現在はアメリカでも人気だし、ヨーロッパでも「TR」の愛称で親しまれている。そんなことを私の先輩に…

デスノート

テレビドラマのデスノートを見ていて、一番気になったのはデスノート本体。画面に大写しになった時「お!これは新だん紙か?あるいはあららぎ?」と思って何度も見た。でも、わたし的には...「ココはやっぱり新だん紙 キラ らでしょう?!」と思ってノー…

火花

私が本を探す時、目的がなく探すのを楽しむときは本屋さん、買う本が決まっているときはアマゾンという使い分けをしている。アマゾンでも最近ではKindle版(電子書籍)を買うことが増えた。価格は大差無い(多少安い)のだがなんといってもすぐに読めるのが…

竹尾見本帖 at Itoya

東京で3つ目の見本帖が伊東屋に出現!! リニューアルした銀座伊東屋の7Fはワンフロアー全部竹尾見本帖だ。私の個人的印象では、ワクワク楽しい見本帖本店、しっとり落ち着いた青山見本帖、そしてキラキラ華やかな竹尾見本帖 at Itoyaという感じ。ここで…