時の過ぎ行くままに

北雪R100 ナチュラル70

北雪R100 1998−2005年 興陽製紙
1998年、今から約10年前というと再生紙が脚光を浴びて商品点数も需要も上り調子の頃、エコマーク認定基準に白色度が追加になった年だ。再生紙の名刺や冊子の表紙などに古紙配合率の高いケントと言う要望も多くあった。それにこたえるようなかたちでネームバリューのある北雪にも古紙配合率100%の再生紙版ができた。北雪R100には、エコマーク認定基準を満たす白色度70のナチュラル70と、北雪=白のイメージを残すため、エコマーク基準外になってしまう白色度80のホワイト80の2色があった。。四六判T目のみ135kg、180kg、225kgの3連量。売れそうな所だけ限定して作ったようだ。
廃品になった原因は古紙の入手に困ったためか、売れなかった為かよく分からない。古紙偽装事件の3年前に廃品になっているのでそれとは無関係だ。
時代の要望にあわせて生まれ、そして時代に合わせるように消えていった商品だ。