帰ってきたコルバス

ハンマートーンGA 桜

ハンマートーンGA 1998年 日清紡
ゾディアックシリーズから派生した紙は意外に多い。先日紹介したシグカラーシグナス)や きぬもみクレーター)がそうなのだがその他にも多数ある。それらの商品はこれからおいおい紹介していきたいと思っているが今日はハンマートーンGAだ。
ハンマートーンGAは廃品になったコルバスの型をベースに作り直したとのことで、コルバスの色物と言う感じだ。紙自体はハンマーで叩いたような柄で見た感じそのままの商品名となっている。--その点オリジナルのコルバスより遙かにわかりやすい--エンボスの柄は概ねコルバスと同じだがハンマートーンGAは裏面にも多少凹凸がある。また、ベースの紙が違うだけでその印象はかなり違う。ハンマートーンGAはコルバスのようなツヤはなく32色のカラーを持つ。紙の雰囲気は恐竜かカバの皮膚のようで、紙名手配ではそのような動物のペーパークラフトにオススメしている。一般的には本の表紙やパッケージ等に使われている。
廃品になった紙でも今風の色に着がえると見違えるほど良くなったりする。流行は巡ると言うから、他の生産中止になった紙ともまた再会できる日が来るかもしれない。