2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

爽やかなあつさ

GAボード−FS 2008年発売 王子特殊紙 森林循環紙になる前のGAボードは2002年発売、それから6年後の2008年にFSC森林認証を取得してGAボード−FSとして生まれ変わった。昨日のGAファイルよりは少し薄いところに位置する紙で、厚さは…

あつい!!

GAファイル 2001年発売 北越製紙(現 北越紀州製紙) 先日、「好きな季節は季節の変わり目」だとひねくれたことを書いたが、四季の中でいつが好き?と言われると夏!!だ。地球温暖化は困るのだが夏の暑いのは大歓迎。とは言え、「暑すぎると海水浴客…

万年筆

私はあまり字が上手くない...と言うより下手だ。字が下手な人は下手なりに比較的綺麗に書ける筆記具と全然ダメな物が有るのを感じていらっしゃると思う。例えば私は筆ペンは全然ダメで、その次にダメなのがボールペンだ。同じボールペンでも水性ボールペ…

季節のこと

「季節はいつが好きですか?」と聞かれると「季節の変わり目」と答える。季節の変わり目は1年に4回あるから、まぁ答えとしては反則なのだが。 例えば今頃。過ぎ行く夏の楽しかったことをボンヤリ思い浮かべながら、これから来る秋には何をしよう!と考える…

エコから はじまる

グラフィーエコカラー 2001年発売 王子特殊紙 「magazine」は雑誌だが「graphy」も、書かれた物とかOO誌と言う意味で、個人的には、まぁ似たようなものかなぁと思っている。昨日紹介したマグと今日紹介するグラフィーエコカラーも比較的近い商品で、グ…

ミスマッチ

マグ(Mag)2002発売 王子特殊紙 雑誌古紙を50%配合したテクスチャペーパー「Mag」、商品名はmagazineの省略形だ。元々は1色だけの商品で紙色はグレー、インクの粕のような黒っぽい細かい点がたくさん入っている。点々でグレーの見た…

紙の中の利休

新利休 1986年発売 新富士製紙(現 王子特殊紙) テクスチャペーパーで商品名に「新」がつく紙は多いが、ほとんどの場合以前あった紙の新しいヴァージョンだ。例えばアトモスと新アトモスのように同じメーカーのものだったり、「新鳥の子」や「新だん紙…

あるく姿は

OKリリック 1989年発売 王子特殊紙 先日の おでかけペーパーボイス に出ていたOKリリックの説明文には百合の「lily」と叙事詩の「Lyric」からリリックと言う商品名になったと書いてあった。 この紙から百合や叙事詩を連想するか?と言うと、個人的に…

涼しげな名前

OKフロート 1991年発売 王子特殊紙 もう覚えている人も少ないと思うが、発売時の商品名はOKフロストだった。フロストは「霜」、名前通り霜降り模様の良い雰囲気の紙だ。商標の問題で発売してすぐにOKフロートに名称変更となった。フロートは「浮ぶ…

六地蔵巡り

詳しいことを知らないまま、毎年6つのお地蔵様を巡る。それぞれの街道の京都へ入る入り口に置かれた結界の役目をするお地蔵様だと聞く。お参りをしてお札を頂いて帰る。家へ帰って6種類のお札を束ねて祀っておく。個人的にはそんなに深い意味はないが、で…

朝活

最近ラジオで朝活と言う言葉をよく聞く。朝、ちょっと早めに起きて何かやりましょ!と言うことらしい。元々朝型の私、学生の頃は、合宿中の起床係を起こすのが私の仕事だった。今でも朝は早くて、いやホントに朝は何をやっても能率が良いのでイイ感じだ。 さ…

色検索...鑑色 for iphone

PC版は以前からあった色検索システム「鑑色(かんしき)」は、色から商品を選んだり、似たような色の商品を探したりするのに使っていただいている。その「鑑色(かんしき)」をiphoneでも使って頂けるようにバージョンupした。もちろん連動している…

パンドラ寄付金

もう1ヶ月も経ってしまたのだが夏の福袋パンドラの箱の際には、たくさんお買上げ頂いてありがとうございました。 さて、そのパンドラの箱、スタッフから、その収益金の中から社会貢献に役立てる寄付ができないだろうか?と言う声が上がった。もちろん みん…

「おでかけ」レポート

同じ展示会のネタを3度も使うのはいかがなものかと思いながら、でも逆に「2度もPRしておいてレポートはナシか?」と言う声も聞こえてきそうなので、結局「おでかけペーパーボイス(正式名 Think PAPER 「OLD-NEW展」)のレポートを書くことにした。 場所…

フワフワ・WOW・WOW

特Aクッション 富士共和製紙 12日〜15日びわ湖でカヌーの関西学生選手権があって、私も後輩の応援に行って来た。夏の競技なので夏休みはほとんど合宿、学生時代の想い出というとやはり夏合宿が多い。それでふと、合宿中に先輩の車でよく鳴っていた石川…

くるま好き、紙好き

私は自分では車が好きだと思っている。1つの車に長く乗りたい、週に1度は手洗いで洗車する。でも、整備はディーラーまかせだ。 私の友人やお客様にも車が好きな人はたくさん居る。ある人は好きだから頻繁に乗り換える。ある人はエンジンルームにまでワック…

ベストキッド

ウィルスミスの息子ジェイディンスミスとジャッキーチェンのベストキッド、「観に行きたいネ」と言っていてのだが、上手く時間を作れそうにないので子供の頃に見た前作のDVDを借りてきてお茶を濁すことにした。「へぇ!前作は4まで有ったんだ。」とか原…

繊維の閃光

シルブライト 1990年頃−2000年 セレーン 昨日紹介したパルブライトとは名前は似ているが商品自体の雰囲気はかなり違う。「ブライト」という輝く感じは同じだが、「シル」は絹のシルクだろう?!上品な輝きと細かいヘアラインのような新模様が有る。…

ブライトのあ いだに

パルブライト 1994年頃−1999年 特種製紙 リベロ、ちりめん、フレーバーボンドにパール加工したかみパルブライト。既存の紙にパール加工した紙では現存するきらびきシリーズと比較的近い商品だ。 個人的な印象では、平らなパール加工紙は比較的長生き…

ルックの穴

パルルックW 1980年代後半−1993年頃 東京製紙 テクスチャペーパーの商品名に「W」がつくと「ホワイト」の頭文字の時もあるが、ほとんどの場合「両面」をあらわす。パルルックWの「W」も両面と言う意味で使われていて、両面パール加工のパルルッ…

THINK PAPER「OLD-NEW」展

おでかけペーパーボイスがちょうど一週間後に迫った。 正式には『THINK PAPER「OLD-NEW」展』という。 コンセプトは . 「昔からある紙にスポットを当て、既成概念に縛られない、 新たなデザインの素材としての「紙」について考えました。」 . 趣旨はこの景察…

錆と寂

パティナ 1992年発売 東京製紙 変り種と言えばパティナだ。昨日のシェレナの濃い色ヴァージョンと言う感じでベースの紙は同じようだが、パティナは220kgのみだ。また、手触りが独特でシェレナが比較的サラッとしているのに対してパティナは薄い発砲…

雪月花

シェレナ 1991年発売 東京製紙 パール加工紙でちょっと変わった雰囲気の紙シェレナ。フリッターのような地合い崩しの紙にパール加工した紙で、1枚の紙の中でパール加工の色が濃い部分と淡い部分がある。色は3色、白っぽいネージュ(雪)、クリームっぽ…

紙名手配 for iPhone

電子書籍元年と言う声をよく耳にする今日この頃、シグマブックの頃から電子書籍には興味があるが「元年」にはまだ早いように感じている。それでも私の予測を越えて、安くて便利に電子書籍を買えるようになるのもそう遠くないように思えてきた。 そんな流れを…

いとへん展

京都の芸術系6大学のデザイン作品展示会「いとへん展」に行った。会場はきらっ都プラザ(旧 産業会館)。「いとへん」は京都の伝統的な繊維産業をあらわすらしい。奇しくも「紙」も糸偏、だからと言うわけではなく長女の作品が展示されているので、家族でフ…

姉思い

新シェルリンN 1997年発売 東京製紙 新OOが発売されると従来品は廃品になるのではないかと心配するのだが、シェルリンのように新旧の商品が肩を並べたまま長く続いているものもある。 その仲良し姉妹の新旧シェルリン、新シェルリンのプレーンは(旧…

和紙はじめました

「和紙はじめました」 と言っても洋紙のテクスチャペーパーほど充実しているわけではない、「新本流和紙」を10種類限定。反響を見ながら少しずつ増やしていきたいと考えている。 とりあえずは印刷用主体なので、白〜きなりが大半だ。それでも色物がないと…

つるりん

シェルリンN 1986年発売 東京製紙 「シェル」がつく紙で一番に思い出すのがシェルリンN。パルルックのようなツルツルピカピカした感じは無いがパール加工紙の中では比較的きめが細かく光沢があり「つるりん」としている。片面加工で裏は普通に白、エン…

ダブルフェイス

シェルルックN 2007年発売 東京製紙 新製品や新色で間が空いてしまったが、ルックシリーズの最後を飾るのはシェルルックNだ。今までの流れから名前の由来は当然「貝(の内側)のような」光沢の有る紙だ。ルックシリーズの中では、このシェルルックNだ…

らしい新色

ビオトープGA-FS 2008年発売 王子特殊紙 濃い色の包装紙と言えばビオトープGA-FS。そのビオトープGA-FSが5色まとめて新色をリリース!!濃い茶色のマロンとダークブラウン、濃い紺色のネイビーブルーとミッドナイトブルー、それからエルメスを連…