2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

かみさま

先日行った恵文社さんで「かみさま」という本を見つけた。帯のところに「紙は、けなげに生きている。」と書いてある。そう、神様ではない。 紙の本だから買おうか?いやいや、この前アマゾンで買った本はチョット失敗だったゾ。店内を一周回って考えてもう一…

リトルプレス

京都新聞に「リトルプレス」の記事が載っていた。紙屋なのに恥ずかしながら初めて聞く単語だった。 「大手の流通を通さず個人で発行して販売している、カフェや雑貨屋さんで見かける小さな本のこと」らしい。早速「リトルプレスの楽しみ」という本をアマゾン…

ファーヴィン

ファーストヴィンテージ...通称ファーヴィン ストーンウォッシュのジーンズとか、どこかから出てきた宝の地図のような古びた感じの紙だ。名前が英語なので「洋」の印象を持ってしまうが、草木染のような「和」のテイストもあわせもっている。テクスチャペ…

森林循環紙のふわっとグロス

ライトスタッフ、ライトスタッフN、テイクGAが森林循環紙に生まれ変わる。今となっては信用のない再生紙から脱皮して森林循環紙になるのは当然の流れだ。リサイクルインパクト(古紙配合率偽装)事件以前から、「いずれは...」と言う話は聞いていた。…

くしゃくしゃの封筒

会社のポストにくしゃくしゃの封筒が届いていた。数日前サンプルを送ると連絡があったお客様からの郵便だ。よく見ると使用済みの茶封筒に手を加えて作り直してある、たくさんシワが入っているのはそのためだ。紙名手配のお客様がこんなに紙を大切にしてくれ…

若者が地球を救う

友人にススメられた店へ夫婦でランチに行った。食事をしていたら、ついたての向こう側にあるテーブルから会話が聞こえてきた。 「再生紙は実は環境に良くないの知ってる?」 こんな所でそんな話が聞けるとは...音が出ないように小さく拍手した。 帰るとき…

偽物でも捨てるのはもったいない

必ずしも環境に良いとは言えない再生紙の存在価値は「捨てるのはもったいない」からだと言ってきた。見方を変えれば「ゴミの減量」のためだ。 さて、リサイクルインパクト(古紙偽装事件)から約1ヶ月、大手企業では刷り直し、あるいは製品になった商品の返…

紙を変えずに紙を買えるか?

環境省が「グリーン購入法に基づき定めている中央官庁などで使うコピー用紙の古紙配合率について、今年4月から予定していた100%から70%への引き下げを見送る方針を決めた。」つまりは100%のままで行くと言うことらしい。しかし、大手製紙メーカ…

3.9%運動

子供と一緒にモク・モク・ヴィレッジへ行ってきた。 モク・モク・ヴィレッジは、木製の家具から小物・おもちゃまで木にこだわった店だ。 昨年ひとりで来たときに、なんとなく落ち着く雰囲気の良い店だと思ったので今回は子連れでやってきた。 店内を散策して、小…

消える「再生紙」.....の表示

再生紙離れに拍車がかかりそうだ。 京都新聞では京都市長選 予定候補者のPRチラシから再生紙の表示が消えようとしている「再生紙への不信感を背景に、掲載する政策も疑われるとの心配があるからだ。」と報じている。ふっと手に取ったチラシやパッケージに…