ピーチケント １９７８年発売 日清紡
「ピーチ」とつくからには桃色のケント紙？いやいや、平凡な白のケント紙だ。日清紡が桃のマーク(三ツ桃印)を使っていたことからこう言う商品名になっている。この他にもテクスチャペーパーには「ピーチ」がつく商品があるが、サンピーチ、ピーチケントＲ、ホワイトピーチケント、ピーチコート、どれも日清紡の製品だ。
クリーム色のものは別として、ケント紙は白さを競っているように見えるかもしれないが必ずしもそう言うわけではない。白のケント紙の中で、「白すぎない」をセールスポイントにしているのがピーチケントだ。ナチュラルな白のピーチケントは肩に力が入ってないと言うか見ていて何となく安心感がある。多くの人に指示されるのはこの安心感だろうか？これ見よがしに自己主張することはないがその中に何かを感じる、そんな「平凡」なケント紙だ。
