横縞な紙と筋の通った白い紙

ストライプ

ストライプ 1985年発売 日清紡
「ストライプ」はゾディアックシリーズで一番最後に発売された商品だ。他のゾディアック商品と同様、おもて面のみエンボスで半光沢、裏面は平だ。エンボス面も指で撫でている分にはあまり凹凸は感じない。爪で擦ってはじめてライン柄のエンボスなんだと感じられる。ライン柄の紙は多いがその中でも「ストライプ」は線と線の感覚はせまく1mm弱程度、見た感じ上品なエンボスだ。
私の印象ではライン模様の紙はロングセラーとすぐに廃品になるもの、両極端のように感じている。ライン模様は洋服や壁、その他色々な所に使われていてよく目にするだけに、何となく売れる物とそうでないものが自然に選別されていくのかも知れない。まさか「一山あててやろう」などと邪(よこしま)な考えの紙は売れないとか?
もしそうなら「ストライプ」は今年で発売から24年、筋の通ったな紙だと言えるかもしれない。