水の精

オーディス 1993年発売 日清紡
オーディスはフランス語で水の精のことだそうだが、水の精というと
♪風のシルフィや大地のグノメ火のサラマンデル水のオンディーヌ♪
ユーミンの「78」の歌詞を引き合いに出すまでもなく水の精霊オンディーヌが有名だ。カタカナで書くとよく似ているのでフランス語から日本語にする時の読み違いかと思ったのだが同じフランス語でオンディーヌ(ONDINE)とオーディス(EAU DOUCE)はスペルが違う、調べてみたがどう言う関係なのかは分からなかった。
いずれにしても、この千鳥格子の紙を水の精に見立てると言うのはすばらしい。
オーディスは元々はエンジや藍など濃い色5色、にぶ桃、藤など淡い色5色、全部で10色の商品だった。濃ぃ色は洋服の生地のようでおもしろい使い方ができたのだが、現在は白と淡鼠の2色になってしまって大変残念だ。
先日紹介した「収監」の表紙にはこのオーディスが使われていたので、まだまだ健在かと嬉しくなってニヤニヤしてしまった。
さてオーディスのこの後は...ずっと2色のままなのか?あるいは心機一転リニューアルして増色するのか?皆さま、オーディエンス(観客)としては興味深いところだろう?!