タント 1987年発売 特種製紙
元々は「タント100」と言う商品名だった。100色だからタント100だ。
発売の際は、シリーズごとに区分けしてリリースになりどんな商品に成っていくのかよく分からなかった。しかし全部で100色になると聞いてこれはスゴイと思った。当時NTラシャが60色、OKミューズコットンが65色、マーメイドが84色、マーメイドより16色多いだけだが3ケタと言うのはインパクトが有った。100色でも結構な色数なのだがその後増色して2009年には152色だったが色の原料が輸入不可になったため3色廃色、近似色を1色加えて現在は150色。商品名についていた「100」は意味を成さなくなったので増色の際に削除された。
以前にも書いたが、色数が多いのはもちろんだがタントのすごさは、その色が緻密に計算されていることだ。紙屋でもあまり見たことがないのだがアルファベットと色番を順に並べると大きな地図になる。色の配置とアルファベットの意味を整理した図が有るので是非一度ご覧いただきたい。見本帳で色を探す前にこの地図を見ておくと便利だ、紙名手配のタントのページからもリンクしているのでご利用頂ければと思う。