彩美カード 1954年発売 東京製紙
京都のこのあたりでは桜も咲きはじめ、今週末あたりが見頃なのか?このところ雪が降ったりして寒いので案外長持ちするのか?と言う感じだが、景察手帳はそろそろ別の話題へと移ろうと思う。個人的には桜も良いのだがこの季節にはやはり菜の花が欠かせない。何をもって菜の花と言うのかは置いておくとして、自動車で走っていて土手などで黄色い花がたくさん咲いているのを見ると思わずニコニコしてしまう。こんなにきれいなのに「今年の菜の花はいつ咲くだろう?」とか「菜の花が満開!!」とか桜のように話題にならないのは、雑草だからだろうか?あるいは思いのほか長く咲いているのでありがたみがないのだろうか?
前置きはこれくらいにして、菜の花の黄色が際立つ紙はというと、いつもの独断と偏見で彩美カード ひまわり だ。「菜の花」と言っているのに「ひまわり」を選ぶというのも気が引けるが、この優しい黄色がなんとも言えず一面の菜の花を思わせる。
彩美カード自体は微妙に光沢が有るカード紙だ。何度も増色や廃色を繰り返して現在の7色に落ち着いているが、赤やピンク、オレンジ等の暖色がないのが少し残念だ。まぁそれでも今まで何度も何度もリニューアルしてきた紙だし、OK ACカードも増色したことだから、そのうちまたひょっこりピンクやオレンジを発売するかもしれない。暖かい色の花咲き乱れるのを待つのも良いものだ。