新訳 星の王子さま

2人で「リトルプリンス星の王子さまと私」の映画を観に行くということで、「星の王子さま」の本を妻にプレゼントすることにした。岩波書店の翻訳権が2005年に切れてからいくつかの翻訳があるのは知っていたけれど、ざっと調べただけで11人、こんなに多いというのは予想外だった。子供の頃から持っているオリジナル版(内藤 濯訳)は次女に渡してあるのでせっかくだから違う翻訳のものを探しにイオンモールKYOTOの大垣書店へ向かった。映画の封切りにあわせて翻訳比較でもしているかと思ったのに特設テーブルもなくてがっかり。WEBで予習しておいた小島俊明訳 中央公論新社版を買って帰った。「新訳 星の王子さま」はカバーも表紙も見返しもOKミューズガリバーリラで統一されていて手に馴染みがイイ。水色の印刷と金の箔押は大人向けの素敵な装丁だ。同じモノを私も読もうと思って自分用にはkindleで電子版を買った。読んでみて思ったのだが「ばら」が意外にカワイイ、前回読んだ時は結構嫌な感じだったのに。翻訳が違うせいだろうか、それとも私が変わったのだろうか?興味深いのでオリジナル版も再度読み返してみようと思っている。

新訳 星の王子さま

新訳 星の王子さま

星の王子さま―オリジナル版

星の王子さま―オリジナル版