この景察手帳に登場する「先輩」はだいたいいつも同じ人物で、私の先輩だけあって変わり者だ。この「先輩」がメールマガジンとブログをはじめることになった。本業はカレンダー屋さんなので、初回のブログネタもカレンダー。「週のはじめは月曜か日曜か」というもの、そのことについてカレンダーのプロの見解が書かれてある。わたし的にはほとんどの日本人と同様、働いてから休む(遊ぶ)タイプなので月曜始まり。でもカレンダーのほとんどは日曜始まり遊んでから働くのが世界の標準のようだ。日本もこれからグローバル化の流れの中で「遊んでから働く」ようになっていくのだろうか?それとも日本の感覚が主流になればカレンダーも月曜始まりになるのだろうか?(だいたい神様だって働いてから休んだゾ!!)
カレンダーというとペーパーヴォイス大阪で全国カレンダー展が展示されていた。行きたいなぁ、行ったら景察手帳に書こう...と思っている間に今日が最終日、結局行けず終いだった。頂いたパンフレットを見ていると今年の入賞作品はMTA+−FSが多い。マットコートとは ひとあじ違う仕上りのふわっとグロスの中にあって、安価で色再現性も良いMTA+−FSを使うデザイナーさんが多かったのだろう。景気が上向くとクッキリした色が流行るのと同様、これもやっぱり時のムードというモノだろうか?
プロフィール
商品名:MTA+ -FS(MTA+ -FS)
発売年:2010年発売
メーカー:三菱製紙
おもて面:平らでさらっとした手触り
裏面:表裏差はほとんど無い。
用途:冊子本文、表紙、カレンダー、パンフレット
説明:M=三菱 T=竹尾 A=アート +=ちょっとイイ FS=森林認証を受けた森林循環紙