クレジット

よく使うのに意味を知らないことばがある。例えば「クレジット」。もちろん私が知らないだけで知っている方もいらっしゃるかも知れない。クレジットカード、クレジット方式、「映画にOOの名前がクレジットされている」と言う使い方をすることもある。調べてみるとクレジットの意味は概ね(おおむね)「信用して貸す」と言う意味のようだ。(映画の場合は製作者リストに載っている程度の意味のようだが)
最近、環境志向の高い人や会社は再生紙よりも森林循環紙を使うことが多い。その中で紙名手配やこの景察手帳でもよ良く登場する「FSC森林認証」、この認証の方法の中に「クレジット方式」と言うものが有る。
これはFSC認証材がその商品に入っているかではなく、工場の使用認証材の割合で認証商品の割合を決めるという方法だ。これを「信用して貸す」と言う「クレジット」の意味に照らし合わせると「工場内では認証材の貸し借りはOK」と言う感じになる。
現在、クロマティコ-FSがクロマティ-FSに移行中だが、説明文には
FSCミックスクレジットからFSCミックス80%にリニューアルいたしました。」
と書いてある。従来品は工場内で貸し借りしていたけれど、N品は認証材がリアルに80%入っているよ、と言う意味だ。