フランスのパーチメント

パーチメントは羊や牛の皮をなめして使っていた紙の前身、マーブルは大理石の英語。「皮(革)」と「石」、全く関係ないこの2つのモノが、紙の分類の中ではモヤモヤ系という同じカテゴリーに入ってしまう。昨日紹介したシープスキンと少し似た雰囲気の紙にフレンチパーチがある。「パーチの名前の通りパーチメントに似せました」と言われると「う〜ん!なるほど」と思う。でも「大理石柄です」と説明されたとしても「なるほど、そうだね」と思ってしまうかもしれない。こんな風にパーチメントとマーブルは微妙な位置関係にあるようだ。