電話注文をメモに取るときの略し方は自分がわかれば良いので人それぞれだ。でもＦＡＸで受発注する際は共通認識がないと間違いの元なので、使って良さそうのは「６６」(レザック６６）とこの「ＭＣ」（ＯＫミューズコットン）ぐらいではないだろうか？略しても（業界の人なら）誰もがわかるというのはそれだけメジャーな証拠。やはりこの２商品は日本のテクスチャペーパーを代表する紙なのだ。
プロフィール
商品名：ＯＫミューズコットン
発売年：１９５９年発売
メーカー：王子特殊紙
おもて面：線と間隔が各々１mm程度のライン模様。一部の色には細かい毛糸のようなものがブレンドされている。
裏面：平らでライン模様は見えない。ブレンドされている毛糸のようなものは確認できる。透かしてみるとライン模様が２４mm程度間隔のすの目模様だということがわかる。
用途：名刺、しおり、案内状、冊子表紙
説明：日本のテクスチャペーパーで２番目に色数が多く１３１色。
ライン模様テクスチャペーパーの代名詞、そのためライン模様の紙はＯＯコットンと言う商品が多い。
白について：「純白」よりも「白」の方が白いが屋内ではどちらも白老上質より多少乳白に見える。
「白」には蛍光染料が入っているが太陽光で白老上質と同等か少し白い程度。
