サイコロの秘密

ハイボーンA 1971年発売 東京製紙
ペーパーボイス大阪のビフォーアフター展もあと2日、時間の許す方は是非見ていただきたい。
さてそのビフォーアフター展の一番奥に展示してあるのはハイボーンA サイコロMG、金色の紙なので結構目を引く。しかも金の紙なのに金の箔押加工している。普通こういう組み合わせはあまりしないが案外バランスが取れていて良い!!目からウロコと言う感じだ。
ハイボーンAは、色は4種類、艶の有る金と銀、艶消しの金と銀。エンボスパターンも4種類、フラッシュ、マガタマ、ストリーム、サイコロ。展示して有るのはサイコロで四角い模様の連続体、わたし的にはハイボーンAと言うとこの柄が思い浮ぶ。展示会場でこの紙を見ながら少し離れてみると四角の柄がトーンダウンして大きな波模様になる。なんでだろう?と不思議に思っていたがルーペで見てみて原因が分かった、興味の有る方は虫めがね片手に捜索を。
こうやって大きく展示していないと気がつかないことがある。
いつもと違った紙の横顔や後ろ姿を見ることができる、こう言う機会は大切にしたいと思う。