真昼の決闘

ハイボーンA 1971年発売 東京製紙
ハイボーンAの名前の由来を聞いてみた。すると「西部劇映画の『真昼の決闘』の原題が『High Noon』って言うんですが、これにヒントを得てハイボーンになったんです」と言う説明だった。個人的にはあまり納得できない回答だった。そう言えばと思い出したのが西部劇の邦題。西部劇全盛の頃、映画のタイトルを邦題にする際に良い雰囲気の名前を他社に盗られないように先にタイトルだけ登録してしまうので、原題や内容と日本でのタイトルが全く関係ないことがあったと聞いたことがある。例えば『夕陽のガンマン』と言う映画には夕陽のシーンが無いらしい。
ハイボーンAの名前も、根拠はよく分からないが良い雰囲気でカッコイイからOKだ。
ハイボーンAはおもて面だけ見ているとメタドレスVと1つの商品と言っても良いぐらいよく似ている。でもメタドレスVのような裏鼠のボールベースではなく、裏面も白で少し上級ランクだ。
エンボスパターンは全部で4つ、フラッシュは少しランダムなヘアラインで比較的メジャーな柄だが、残りのマガタマストリームサイコロ、はそのまま一つの商品になってもおかしくないぐらい個性派ぞろい、フラッシュも含めて4つのエンボスがそれぞれの特徴を活かして戦っている一匹狼のガンマンのようだ。。
銃撃戦が終わって生き残った4人のガンマンが夕日に向かって歩いていく映画のラストシーンが目に浮ぶ。
(真昼の決闘も夕陽のガンマンも観てないのでどんな映画かよく分かりません)

写真はストリームMG