きらびきL 1978年発売 特種製紙
きらびきLはレザックの「L」、しかしレザックの代表66ではなく75だ。
もう覚えているのは業界の人でもほとんど居ないだろうが、きらびきLは9色でスタートしている。私は偶然古い見本帳を見つけたのだが、昨日紹介したきらびきTよりも10年も前にこれだけの色数を持つ物が有ったとは意外だ。しかも、クリームや空、桃、藤などきらびきTより遙かにしっかりした色がラインナップされている。
1983年時点では、白、鼠、銀鼠の3色しか残っていないので、心ときめくようなカラフルな色はあっさり廃色になってしまっている。その後、きらびきTまで色物があまり無かったところをみると、きらびきの方向性を決めるテスト的な役割を担っていたのではないかと思われる。
時代のニーズより早かったのかもしれない。個人的には今だともう少し売れると思うがどうだろう?