プレイバック

ハンマートーンGA 桜とバラ

ハンマートーンGA 1998年発売 日清紡
私のランニングコースの桜もそろそろ散り始めて、道の所々に花びらの吹き溜まりができている。桜の花びらが積み重なっているのを見ていると「あぁ、あの紙!」と思った。
なので今日はハンマートーンGAの桜だ。
以前も紹介したがハンマートーンGAは、ハンマーで叩いたようなエンボスパターンで、恐竜の皮膚を連想する。まさか桜の花びらでこの紙を思い出すとは思わなかったが、今日は菜の花を押しのけて桜で行こうとランニングしながら考えていた。
ハンマートーンGAは比較的おとないしいエンボスパターンの紙で個性が無いと言えばそうかもしれない。しかし気分の違いや、印刷するデザイン、あるいは見る人によって見え方が違ってくると言うのもこういう 強烈な個性を持たないエンボスの特徴だ。それでいて、おとなしいながらも ただ者ではない雰囲気はしっかり持っている。
紙単体よりは何かを作って仕上がったときにその良さがわかるという、チョット損な性分なので、是非一度使って確かめて欲しい