おめでたいヤツ


オフメタル 1976年発売 本州製紙(現 王子製紙)
おめでたいと言うとやっぱり金銀ははずせない。テクスチャペーパーで金紙銀紙の代表は私にとってはオフメタルだ。オフセット(印刷屋さんの印刷機)で印刷できるメタルな紙、でオフメタル。直球ど真ん中のネーミングだ。但し個人でプリントするにはハードルが高くインクジェットは不可、レーザープリンターもなかなか難しい。
発売当初は、金・銀・銅 の3色構成だったが1988年頃に銅が廃色になり現在の2色体制になっている。古い見本帳を引っ張り出してきて見ているのだが、アカガネ色の銅もなかなか渋くて良い色だ。しかし、金と銀は貴金属だが銅はそうじゃないし、三等賞のイメージが抜けないためか需要が伸びなかったようだ。個人的には少々残念だ。現在販売している金と銀はもちろんキラキラと良い色で、単純だが見ているだけでリッチな気分になる。
金銀の紙を見てニコニコ笑っていたら、おめでたい紙ではなく私がおめでたいと言われそうだ。