3.9%運動

子供と一緒にモク・モク・ヴィレッジへ行ってきた。
モク・モク・ヴィレッジは、木製の家具から小物・おもちゃまで木にこだわった店だ。
昨年ひとりで来たときに、なんとなく落ち着く雰囲気の良い店だと思ったので今回は子連れでやってきた。
店内を散策して、小物を買って、帰りがけに「オークヴィレッジ通信」という冊子を見つけた。最終ページに「3.9%運動」のことが載っている。そこにも「『CO2削減の一番近道は木を使うこと』といういう一見わかりにくい事実」と書いてあるが、ホントになかなか理解されづらい。以前テレビに出ていた教授が「木を切ると森が無くなる」と言っていたように、先生と呼ばれるひとでもまだまだ理解しにくいようだ。「3.9%運動」とは京都議定書での温室効果ガス削減目標6%の内3.9%(現在は3.8%)を森林による吸収に割り当てられ為につけられた名前だ。国産材が利用されないことが、間伐の遅れや森林の荒廃などを招き、森林の役割である災害予防やCO2削減機能が損なわれることが問題になっている。そこで国産材を積極的に使うことによって山村を活性化させ健康な森林を増やしCO2を削減しようと言う運動なのだ。
林野庁の提唱する「3.9%運動」、まだまだPR不足の感がある。
紙の中でこの「3.9」のマークが付いているのはたぶん三菱製紙のカルセドニーだけだったと思うが、やっぱり"紙"と"木"・"森"はひとつながりにつながっているのだと あらためて感じた。