貯金箱

子どもの頃、貯金箱にお金をためていたのだけれど、少し貯まると底についているフタを開けて使ってしまう。そんな話をしたら伯父さんが山から竹を切ってきて貯金箱を作ってくれた。直径10cmぐらいの竹のちょうど節から節までで、胴に切り込みを入れてお金を入れる口がつけてある。これだと出すところが無いから壊さない限り出せないと言うわけだ。ところが、お金の入り口に堅い紙を差し込んでガイドにすると、壊さなくてもお金が出せることを誰かに聞いてしまった私。やっぱり時々紙を差し込んで出してしまうので今までと何もかわらない。しかも竹の貯金箱は結構大きくて学習机の上に置くには邪魔なので結局どこかにしまい込んでしまった。
あの時の竹の貯金箱はちょうどこんな感じだったかなぁ?!微妙にツヤがあって少し青みがかった緑色、NBファイバー 青竹。紙の中では一番竹っぽい感じがする。

プロフィール
商品名:NBファイバー
発売年:1955年発売
メーカー:日清紡ペーパープロダクツ
おもて面:半光沢でツルッとした手触り
裏面:表裏差はほとんど無い。
用途:名刺、カード、表紙、手提げ袋
説明:発売時にはNBKファイバーと言う商品名だったが1981年頃にNBファイバーに名称変更した。NBはNISSHINBOのNとB。
強度があり、折曲げや引き裂きに強い。