ネズミモチ

阪和自動車道の岸和田あたりを走っていると、中央分離帯に「ネズミモチ」のカンバンがある。どちらを向いて走っても3回程度見かける。スピード違反注意を促す警告?いやそれは「ネズミトリ」。じゃぁこのあたりの名産が「ねすみ餅」なのか?そんな広告を中央分離帯に掲げるだろうか?webで検索すると植物の名前だと分かった。中央分離帯に植えてある木がネズミモチなのだろう?!でも何故ここだけにカンバンが...
それにちなんでねずみ色があってもち肌の紙を探してみるとNBファイバーが出てきた。NBファイバーは表面が滑らかで微妙な光沢がある。折曲げや引き裂きに強く、厚手の封筒や保存袋などに使われることが多いが、この手触りの良さと微妙なツヤ感にひかれて名刺に使う方も少なくない。
古くからある商品だが擦れにも強くももけたりしないので身持ち(ミモチ)の良い紙として今も根強い人気がある。

プロフィール
商品名:NBファイバー
発売年:1955年発売
メーカー:日清紡ペーパープロダクツ
おもて面:平らで手触りはさらっとしている。
裏面:表裏差はほとんど無い。
用途:封筒、保存袋、名刺、カード、
説明:日清紡のイニシャル「N」と「B」紙の強度を表すのに「ファイバー」と名付けた