取材依頼

ある出版社から電話があった。買ったことは無いが知ってる雑誌の取材依頼とのことでちょっと嬉しかった。何人で来るとかどんな感じで話をするとかの説明を聞きながら、何を話そうとか色々考えた。日時を決めて、それでは当日よろしくお願いしますと電話を切りかけた頃に、ひとつお願いがあるのですがと申し出があった。取材に伺った会社には広告をお願いしています、と結構な金額の提示があった。
「取材」の依頼ではなく「広告」を取りたいだけなのだとその時はじめてわかった。
残念ですがと電話を切った。
なんだかチョット後味が悪い思いと共に出版社も大変なんだと感じた。