ディープにマッチ

ディープマット 2008年発売 富士共和製紙
平らな紙でも紙の表情は色々だ。ツルっとして光沢があるものもあれば、同じようにツルっとしていても沈んだ感じのマット調もある。その他ラフな肌や、逆につるつるピカピカのものなどホントに様々だ。見本帳などで見たときに紙の肌と色の組み合わせはその紙の印象を大きく左右する。
深く渋い色で紙の肌がザラッとしたディープマットは、色と肌が上手くよりそっていて手から伝わる情報と目で見た情報が近く安心感がある。以前からある少し暗めの落ち着いた色はもちろん、新色の濃ぃオレンジ=バーミリオン芳醇な赤=ルージュ深い紫=マルベリーのような個性的な色にもこの紙の肌、手触りは上手くマッチしている。
目で見た色の印象も去ることながら、他の商品には無いアクの強い色も受け止められる包容力のある「肌」が、目だけでは感じきれないディープマットの魅力なのだろう。

[rakuten:shimeitehai:10000842:detail]