曇り空

パルパー 1993年発売 特種東海製紙
カヌーをやっていた頃は準備運動のストレッチの際に寝転ぶので空を見る機会が多かった。最近ストレッチは屋内でするので空を見ることも減ってしまったが、それでも時々空を見上げて昔のことを思ったりする。台風の影響だろうか、どんよりと曇った今日は学生最後の試合の日の空と似ていると思った。
曇り空と似ていると言われると紙の方は迷惑かもしれないが、今日思い浮んだのはパルパー ナチュラルだ。
パルパーはパルプシートに似せて作られた荒々しい雰囲気の紙で、170kg、210kg、270kgと厚物3連量、色はホワイトとナチュラルの2色。同じ商品でもホワイトの方は快晴の中の入道雲にも見える。ちょっと色が違うだけで違う天気を連想する、それにお天気だけでなく粘土やゲレンデ、土壁、他にも色々なものに見えるおもしろい商品だ。
キラキラ光る紙やエンボスの商品は特徴があって楽しい、でもこう言う「なんとなくゴワッとした紙」と言うのも想像力を掻き立ててくれて良い。いつ見ても同じような空なのに日によって違って見えるような楽しさがある。