帰ってきたスーパーマン

クラークケント100GS 2011年発売 特種東海製紙
「空を見ろ!鳥だ!飛行機だ!...」で、スーパーマンがわかるのは40代後半以上の世代だろうか?そのスーパーマンの地球での普段の名前はクラークケント、明日21日発売のケント紙と同じ名前だ。
クラークケントは1992年に古紙100%のケント紙として華々しくデビューした。1998年には古紙配合率が同じ100%で白色度70%のクラーク・70が発売になったのだが現在はどちらも古紙配合率20%だ。そのクラークシリーズに古紙100%が帰ってきた。商品名はクラークケント100GS。100は古紙配合率で「GS」は「Green Style」の略、グリーン購入法にも適合している。シリーズの中ではクラークケント100GSが最も白く、3商品あわせて高白色からナチュラル色まで一通りカバーできるよう設定されている。
さて見本帳を手に取ると「ご注意点」という見慣れない文面が印刷されている。
「古紙パルプを100%使用しているため、微塵物が入ることは避けられません
また、ロット間により色味等のバラツキが発生する場合もあります。」
再生紙は普通の紙と違うものだ。点々が入っていたり多少色のバラツキもあるかもしれない。でもそんな時は「私はなぜ再生紙を使っているのだろう?」と自問していただいて、使うと決めた限りは「機関車よりも強い」意思で使い続けて欲しい。

グリーン購入法総合評価の配分は次の通り
古紙配合率100%...100ー10=評価値90
持続可能性を目指したパルプ...ナシ
塗工量...非該当
総合評価値 90(総合評価値80以上で適合)

古紙リサイクル適合ランク(A)
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空を見ろ!鳥だ!飛行機だ!あっ!スーパーマンだ。弾丸よりもはやく、力は機関車よりも強く、高いビルディングもひとっ飛び。