レザック69

レザック69赤

レザック69 1969−1972頃 特種製紙
69も68と共にあまり知られていないレザックだ。
四六判Y目で薄口、並口、厚口の3連量、薄口と厚口は11色だが、並口は17色、比較的濃い色が中心だ。現在では色数の多い代表選手のNTラシャマーメイドが20色だったこの当時、17色と言うのはかなりの期待を背負っていたようだ。
紙の雰囲気は現在のタントの柄をもっと強調したような柄で、エンボスは片面だが裏面も多少凹凸していて裏側からでも柄は見える。私自身はこの紙も見本帳でしか見たことはないが、どちらかと言うと好きな柄なので、なぜ短命だったのだろう?と思う。時代より少し早かったのかも知れない、残念だ。