19日土曜日、竹尾東京ペーパーショウ2008へ行った。
昨年よりも会期も時間も伸びたと言うのに相変わらずいっぱいだった。展示の仕方が多少変わったこともあってなんとなく流れができて昨年よりは見やすかったようだ。
さて、内容は?
今年も昨年に引き続き主に丸ビル周辺のお店とのコラボだった。ショップのロゴ入りの手帳やメモなど文具セットを、それぞれのお店にマッチした紙とデザインで制作してある。もちろんいつも通り商品の説明に手抜きは無い。それぞれの紙とデザインを丁寧に説明する姿は相変わらずたいしたものだ。
パンフレットにはそれぞれのお店へ実際に足を運んで、一定金額以上の買い物をすると先着で文具セットがもらえると書いてある。今までに無い趣向だが、私自身はペーパーショウに行ったのが午後だったのではじめからあきらめてしまった。(残念!)
メインテーマ以外には新製品と、見本帖本店の展示を縮小したような森林認証紙の展示があった。事実上再生紙が破綻してしまった現在、新しい環境紙として業界では注目を集めている森林循環紙だが、まだまだ一般の方への認知度は低い。その一角をなす森林認証制度もなかなかわかり辛い部分もある。個人的にはもう少しスペースを割いて声高にPRして欲しいと思った。
なんとなく「狭い」と感じた昨年に比べ、今年は狭さを逆手にとって凝縮されたという印象の熱いペーパーショウだった。