- 作者: 黒井健,宮沢賢治
- 出版社/メーカー: 偕成社
- 発売日: 1997/10/01
- メディア: 大型本
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美術館の出口で絵本や絵はがきを売っている。いつも子供達に1枚ずつ絵はがきを買う。気に入ったものが有れば自分用にも何か買う。今回は自分用に「私のイーハトヴ」という本を買った。
子供用の絵本を選ぶときは、絵と内容で決めていたが、自分用は持った感じとか紙の質感とかもみる。絵自体がふわっとした柔らかい感じなので紙も絵の雰囲気を引き立たせる方が良い。「私のイーハトヴ」はヴァンヌーボFだろうか?ふわっとグロスの紙を使っていた。他にも絵と内容は気に入った物はあったが紙がコート紙のようだったので買わなかった。私が紙屋だからこんなことにこだわるのか?とも思った。でも他の人も無意識のうちにそういう選択をしているように思う。それは恐らく言葉にならない「なんとなく」という分野だろうが、それでも紙の質感というのはそういうことを左右するに足る材料だと思った。もちろん紙の単価は違うのだが、大人もターゲットにした絵本は、やはりそのあたりにも配慮して作って欲しいものだ。