課長島耕作

年末に中学からの友人に逢う機会があって何故か島耕作の話題になった。友人が全巻持ってると言うので”できごころ”で「また、貸して欲しい」と言ってしまった。お正月のOB会の際に「あけましておめでとう」の後まさかと思ったが「持って来たで」と紙袋を渡された。「アレ?意外に少ないネ」と彼に言うと、これは「課長」だけで、この後に部長、取締役、常務、専務、社長があって『ヤング島耕作』とか訳の分からないことになってるそうだ。
お約束のいやらしいシーンは別として会社のしくみやチョットした法律など勉強になる部分は多い。今まで仕事上で不可解に思っていたことも大企業の中身はこうなっているのか?と納得できることが増えた。私のように身近にこんな友人がいない限りなかなか手を出しづらい作品だが機会があれば一読をオススメする。私はとりあえず課長だけは読み終えた。今手元に部長の山が。まだまだ先は長い。

課長島耕作 (1)  新装版

課長島耕作 (1)  新装版