触図

盲学校の補助教材を作っている方からご注文を頂いた。視覚障害者が触ってわかるカードを「触図」と言うのだそうだ。

以下送っていただいた説明をそのまま引用します。

全盲の学生と、弱視の学生が一緒に勉強できるよう、A3の板目紙に紙を貼って図を作り、文字は点字と、22ポイントの印刷した文字と二つ貼って、一緒に見られるようにしてあります。見本として以前作った物の写真を一つお送りいたします。赤い細い線は「導線」と言いまして、その場所に文字を貼ることができないので、離れた場所に文字を貼るため、その場所を示す為の導き線です。糸を貼っています。

こちらのリンク先の図をルーペで見ていただくとより分かりやすいので是非ご覧頂きたい。
上から3行文字があってその下は点字、足の図も触って分かるようにレザック80つむぎレザック82ろうけつ江戸小染はなユニテックGAなど様々な紙が使われている。弱視の方が目でも確認できるようにと言う配慮だろう色分けもされていて私達が見ても興味を引く仕上りになっている。
紙名手配がお届けした紙をこんなカタチで使って頂けるというのは私達も大変嬉しいし誇りに思う。