アラバスター

昔読んだ手塚先生の本でアラバスターと言う透明人間になるマンガがあった。なんだか少し悲しい物語で、でも結構好きな作品だった。その中に物質を透明にする光線銃が出てくる。この光線銃で自分が透明になったら...と色々なことを考えたものだ。
光線銃ではないけれど、既存の紙を特殊な薬品で半透明にした紙がある。ルーセンス・トーメイシリーズだ。中でもトーメイ新局紙は和紙風のモヤモヤっとした半透明感がなんともイイ。しかも、紙はしっとりしなやかでトレーシングのようなパリパリした感じがないのが更にイイ。小ぶりのパンフレットにはさんだり、チョットしたしおりに使うと高級感が出る。
私の持ってる手塚全集のアラバスターを読むときのしおりにでも使ってみようか?

プロフィール
商品名:トーメイ新局紙
発売年:1992年発売
メーカー:特種東海製紙
おもて面:モヤモヤした半透明でしっとり柔らかい感じ。
裏面:おもて面より微妙なガサツ感があり白い部分が目立つ。
用途:リーフレット
説明:新局紙を特殊な薬品で半透明にしている。微かに甘いかおりがする。
白について:半透明なのでまわりの色に影響を受けるが紙自体は微妙に乳白色
厚さについてはFacebookをご覧ください。

アラバスター(1) (手塚治虫漫画全集)

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