紙の厚さ-米坪

私は毎朝体重を計る。今朝もいつものようにデジタルの体重計に乗ると数字がパタパタと入れ替った後「Low」と出た。「あなたの体重−軽すぎ!!」と言う意味か?と思って一瞬喜んだが、単に「電池が無いよ」と言う警告だった。
さて、私の重さは関係なくて、紙の重さ...いや厚さの話の続きだ。
「米坪」と言うことばは聞いたことがなくてもコピー用紙等に「64g/m2」と言うような表示があるのはご存じかもしれない。米坪は「べいつぼ」と読み、「米」は1メートルで「坪」は正方形を意味している。これは「1m四方で1枚OOgです」と言う表示で「g/m2」は「ぐらむへいべい」と読む。トレーシングペーパーや封筒など製品になったものに表示されていることが多く、連量や斤量のように紙の大きさによって表記が変わることが無い。例えば「64g/m2」の紙は四六判であろうがB/4サイズであろうが「64g/m2」だ。ある意味一番分かりやすい表示方法かもしれない。
紙を断裁したときの1枚の重さを計算するときに使うのもこの米坪だ。
米坪(g/m2) x 縦の長さ(m) x 横の長さ(m)= 紙の重さ(g)
封筒に入れて郵送するのに定型料金内かどうかを判断するために印刷業者さんから「この紙はA/4サイズで1枚なんグラム?」と聞かれることも多く、毎回この計算式で重さを算出している。こうやって計算すると実際の紙の重さを計る必要が無いし、ホントに計ったときの重さと大きな誤差は無い。
私の場合は身長(縦の長さ)は変わらないのに日によって重くなったりするのは、横の長さ--主にお腹?--が増えるからだろうか?