雲の彼方

十数年前、印刷会社さんの社長と卒業アルバムの話をしていた。
少子化で卒業生が少なくなると卒業アルバムの冊数が減るので高くなってしまうネ」ということから「じゃぁCDはどうか」とか「いっそどこかのサーバーにデータを置いておくといつでも見れるし、なくさないし」とか...。
でもいつも行き当る壁は、写真がそこそこの大きさでキレイに見れる共通の機械が無いこと。ケータイでは取り込むのも無理だし小さすぎるし...。
iPhoneに代表されるスマートホンのおかげで夢物語だったのがもう今はすぐそこまで来ている。
さて、紙のクラウドのこの微妙な質感や手触りはそんなクラウドコンピューティングの時代にどう言う役割をしているだろう?

プロフィール
商品名:クラウド
発売年:1995年発売
メーカー:ダイニック
おもて面:まだら模様の壁紙のような柄。手触りはツルっとはしているがビニールのような微妙なねっとり感、模様にあわせてかすかに凹凸がある。
裏面:手を加えていない上質のような感じ、紙の色は心持ち乳白
用途:名刺、カード、パッケージ
説明:まだら模様を雲に見立てた商品名。