あじさい色というと何色を思い浮かべるだろう？私の頭に浮かぶのは水色だが、ピンクを思い浮かべる方も、紫陽花の漢字の通り紫の方もいらっしゃるだろう？！さて紙はどうだろう？
一般にあじさいの花は土の酸性やアルカリ性で色が決まるように言われている。実は私もそう思っていたのだが調べてみるとそれだけで決まるのではないそうだ。詳しいことはなんだか難しいことが書いて有ったのでここでは省くが、土壌のｐｈは一つの要因でしかないそうだ。。
そんな、同じ木でも咲く場所によって色が違ったり、咲き始めと終わりで色が変わったりするあじさいを、紙の色名にするのはどうなんだろう、と思わなくはない。とは言え「あじさい」ということばの響きは捨てがたく、特に和風な紙なら使ってみたい名前ではある。そこでテクスチャペーパーであじさいと言う色を持つ紙がどのくらい有るのかと調べてみた。私の調べたところではＯＫミューズコットン、紀州色上質、彩雲、里紙、みやぎぬ、の５銘柄だった。この内ピンク系はＯＫミューズコットンのみで他はみな青系だ。紙の世界では「あじさい＝青系」が多数派ようだ。
あじさい > 梅雨 > 水色 と言う連想だろうか？
