チョット勘違い

ミニッツGA ばら

ミニッツGA 2000年発売 日清紡
バレンタインが終わると、そろそろ おひなさま だ。と言うことで景察手帳も御雛様に関連する紙を紹介していこうと思っている。
初日の今日はやはり(なんで?)菱餅。子供の頃はガリガリ食べた覚えがあるが、最近ウチで菱餅をお供えしているのを見たことがないし、スーパーなどでもあまり見かけない気がする。菱餅自体はちょっと置いておくとして。
菱形と言うとミニッツGAだ。なぁ〜て言ってもピンと来ない人も多いと思う。よく目を凝らして...いっそ虫眼鏡で見て欲しい。ミニッツGAのエンボスは1mmより小さい菱形の集合体なのだ。景察手帳を続けて読んでいただいている方には予想がつくと思うが、こう言うわかりにくい感じがちょっとオシャレで私好みだ。

例えば、ミニッツGAが本の表紙に使われていたりすると。
見た時は特になんとも思わない。
触ってみて「あれ?なに?この手触り」。
よく見てみて「細かいエンボスがかかってる」。
更に「わぁ!これ菱形だ」(っとここまでたどり着く人は少ないと思うが)
こんな感じで、その本を手にした人がミニッツGAに引き込まれていくのを想像すると楽しい。

さてこの紙が何故「ミニッツ」と言う名前なのか以前から気になっていた。個人的には菱形が時を刻むイメージだったので minutes(分)かと思っていたのだが、それならもう一つ下の単位 seconds(秒)の方がイメージに合う、などと勝手に考えていた。分かってみるとあっけない、単純に mini’s(小さいもの)だった。
あらあら、我ながらチョット笑ってしまう勘違いだ。