諸説あるのかも知れない、とりあえず私が学校で習ったのは、古来日本で「花」と言うと桜ではなく梅を表す、一方中国で「花」と言うと桃を指すとのことだった。
梅、桃、桜、春を代表するこれらの花は奇しくもピンク色、どれも紙の色名としてよく使われている。わたし的には「笑って風雪を侵して開く」寒梅が けなげで好き、華やかでどこか切ない感じのする桜もちょっとイイ、でも桃の花がなんと言っても一番イイ。見ているだけで幸せな気持ちにさせてくれる魔力がある、桃源郷とはよく言ったものだ。
紙で「桃」と言う色はよく使われているが、見ていて幸せになれる色は?と言うとポルカポルカレイドの桃だ。糸くずや木の皮のようなモノが「入ってる!」普通ブレンド紙と違って、色玉が入ってるかも!?と言う あいまいさが、返って幸せ感を演出してくれる。綺麗な桃色だと使いにくいと言って以前はくすんだ色が多かった、でも今はそんな時代じゃい。第一印象でイイと思ったら恥ずかしがらずに使って欲しい。

「笑って風雪を侵して開く」は新島襄の寒梅の句の一節です。
プロフィール
商品名:ポルカレイド
発売年:2012年発売
メーカー:王子エフテックス
おもて面:簀の目模様の微妙な凹凸にカラフルなチリをブレンド
裏面:平らでツルッとしている。簀の目模様はなんとなく分かる程度
用途:冊子本文、見返し、リーフレット、封筒
説明:抄き込んだ色玉を水玉に見立ててポルカドット(水玉)、更に簀の目入なのでレイドを足した商品名