リ・リファイン

リ・シマメ

リ・シマメ 1992年 日清紡
幅広のライン模様と言ってもリ・シマメはあらじまドンとは趣(おもむき)を異にする。微妙な言葉のニュアンスの違いだがライン模様というよりは縞模様、「縞目」とは良く名付けたものだ。
さて、シマメの前についている「リ」ってなんだろう?古紙配合ではないのでリサイクルの「リ」では無い。御存知の方は少ないかもしれないがリ・シマメ以前にシマメという商品があったのだ。シマメのリニューアル版、あるいはリファイン(洗練された)と言う意味だ。
リ・シマメは白系ばかりで8色でスタートした商品だ。白系と言ってもグリーンホワイトやベージュホワイト等、色のテイストを含んだ白だったが、2008年にリ・シマメは更にリニューアルして、クリームホワイト以外は色のテイストを捨ててスーパーホワイトとウルトラホワイトを追加した。
従来は枝葉を伸ばした色構成になっていたのだが、現在はクリームから真っ白々へグラデーションと言う感じになった。
紙の模様は少し和風で暖かみのある歪(いびつ)な線模様だが、色の並びは脇目も振らずに一直線。更に洗練された リ・「リ・シマメ」のカラフルではないが華やかな「白」を楽しんで欲しい。