サイタン １９９１年発売 新富士製紙 （現 王子特殊紙）
フンワリとした柔らかいエンボスでありながら比較的平らでクセのないテクスチャペーパー。ラシャ紙とも違うこの感じの紙は同じカテゴリーにはタントやエコジャパンＲなどが居る。ライバルは少ないがハードカバーの冊子の表紙や見返し、案内状など比較的大きな数量が動くのでかなりの激戦区と言える。
「再び誕生する」と書いてサイタン、比較的低価格の再生テクスチャペーパーとして発売になったサイタンは当初は片面エンボスで裏は平らだった。その後両面になり、薄手の５５ｋｇやキク判が登場、古紙配合率は一時１００％の時もあった。商品名も、サイタン、サイタン１００、サイタン１００Ｗ、など進化するたびに変わっていったが現在は発売当時の「サイタン」にもどり古紙配合率も２０％に落ち着いた。
そのサイタンの新色がリリースだ。このところ流行りの「より白くより黒く」に乗ってハイホワイトとブラック、それからクリームとベージュの４色が加わって、全部で２２色になった。
ちょっとロボットの名前のような名前も気に入っているのだが、どんどん進化していくところも良い。サイタンの進化は他の商品にも影響を与えていくだろうか？とちょっと期待している。
