匠の技

昨日に引き続いてタントセレクトだ。
テクスチャペーパーの魅力的な模様を作り出すエンボス、いわゆる型押しは一般的には片面が多い。レザックシリーズT−EOS等の片面エンボスは当然 おもて面のみ凹凸があって裏は平らだ。
きぬもみパステルエンボスのような両面エンボスは、おもて面が凸の所は通常、裏面は凹んでいる。裏から圧した部分はおもて面が飛び出るのは想像できると思う。
しかし御存知かもしれないが、タントセレクトのファーストシリーズTS−1〜4は、おもて面の凸の部分は裏面も凸と言う不思議な構造になっている。
かなり高い技術力がないとできない匠の技だ。
タントセレクトのセカンドシリーズも同様に高い技術力がないとできない。特に私の一目惚れのTS−7はこの高い技術力にささえられた新発想。
エンボスパターンもそろそろ出尽くしたか?と思っていたが、これからもおもしろい紙に出逢えそうで楽しみだ。