タントセレクトシリーズには本当に驚かされる。今回特に目を引くのはＴＳ−９のタータンチェック。数段階にわたる色の濃さがエンボスでみごとにコントロールされている。ルーペを除いてみると[小さな点][少し大きな粒][斜線][太い線]を組み合わせて模様を作り出している。アナログの代表である紙の模様を表現するのにデジタル技術を駆使したエンボスと言うこの感じは、テクスチャペーパーの未来を切り開いていくように思う。こういうことができるのならグレンチェックとかペイズリーとか洋服の模様はほとんどカバーできそうだ。いや、タントセレクトの今後のことを考えている場合では無い。私達としてはたくさんの人にこの素敵な柄を知って頂けるように、まずはこうやってＰＲを。
プロフィール
商品名：タントセレクトＴＳ−９
発売年：２０１４年発売
メーカー：特種東海製紙
おもて面：斜めに交差したタータンチェックをエンボスで作り出している。
裏面：両面エンボスなので表裏差はほとんど無い。
用途：パッケージ、案内状、表紙、見返し、カバー
説明：タントセレクト（ＴＳ）の３ｒｄシリーズ
[小さな点][少し大きな粒][斜線][太い線]を組み合わせて作り出した模様は、
表裏のエンボス一が同じなので、淡い色は一部が透けている。
