ペーパーショウprecision

ペーパーショウin東京。6年前のパーパーショウ『SUBTLE』の時もだけれど、竹尾ペーパーショウは竹尾さんの紙をPRする感じでは無くなってしまっている。竹尾の新しい挑戦、紙の未来を感じさせるイベント?と言うか、そんなことも通り越して「ただ純粋に紙を楽しむ」展覧会だ。
そんな中、紙屋のわたし的に気になったのは「気包紙NEXT(仮)」だ。従来からあるノーコートの気包紙Uと特殊コーティングの気包紙Cの中間。普通のマットコートの気包紙が近いうちに発売になるかもしれない。これはチョット楽しみだ。




スクラップブックならぬ紙のスクラップboxを買ってきた。

本家 玉しき

元祖「玉しき」と言うと、現在の「玉しき みずたま」(●が大きい方)。2004年に、あられきっかさしこ、が生まれたのを機に玉しきの後ろに「みずたま」が着いた。その後、廃色とか統合とか色々なことがあって、この度「玉しき あられ」(●が小さい方)が「玉しき」を襲名!本家となった。これで玉しきシリーズ全体が落ち着いた感じだ。
さて、今回のリニューアルだが目玉はやはり、極薄の23.5kg。紙厚はコピー用紙程度だけれど、柔らかいので印刷は少々難しい。もう一つは5色の新色。廃色になった従来の色よりもくっきり鮮やか。これぞ 本家「玉しき」!!

ナイトメア-クリスマス

キュリアスメタルマンダリンボタニックが廃色になった。私のイメージではマンダリンがハロウィーン、ボタニックとレッドラッカーがクリスマスのイメージだったでとても残念だ。
こういうキラキラの紙と緑色は相性が悪いのか、廃色になりがちだ。スタードリームエメラルドも早々と廃色になってしまったので、キラキラの緑はエルマーメイドの生き残りから選んで頂くしかないようだ。

崩れる脳を抱きしめて

この印象的な赤い装画、カバーをめくるとNTラシャの朱、開いていくと赤いタントN−53のトビラ。これは夕焼け?それとも血?あるいは真っ赤な嘘?
甘酸っぱいラブストーリーに大ドンデン返し。内容もさることながら本屋さんで思わず手に取ってしまうこの装丁がとても素敵だ。

崩れる脳を抱きしめて

崩れる脳を抱きしめて

かがみの孤城

タンスのトビラ、机の引き出し、穴に落ちる、本に埋もれる、鏡の中に入る、異次元に行くお話はたくさんある。タイトルを見て「あぁ!またあの感じ」と思ったけど全然違った。学校へ行けない子供達の人間模様、なんだか暗そうなテーマだけど読み始めたら目が離せない。本屋大賞に久しぶりに共鳴した。
そうそう、この本を手にした人は是非カバーを外して欲しい。濃いぃ赤=D−52のタントがイイカンジのたたずまいを作り出している。このままカバーを着けずにしばらく置いておこうと思う。

かがみの孤城

かがみの孤城

淀屋橋見本帖

淀屋橋駅のほぼ真上、淀屋橋odonaの1Fに淀屋橋見本帖がオープンした。木をたくさん用いた図書館のような雰囲気と活版印刷機が落ち着いた空間を作り出す。4600種以上の紙をストックし販売もしているが大きな目的は紙選びのアドバイスだ。
11:00−20:00、土日も営業。紙の普及活動に大きな役割を担う関西の拠点だ。

見本帳と色チャート見ながら相談できるテーブル

販売グッズ

普段目にすることがない資料や外国の見本帳を見ることができる。

活版印刷機、土日は実演も見ることができる