かがみの孤城

タンスのトビラ、机の引き出し、穴に落ちる、本に埋もれる、鏡の中に入る、異次元に行くお話はたくさんある。タイトルを見て「あぁ!またあの感じ」と思ったけど全然違った。学校へ行けない子供達の人間模様、なんだか暗そうなテーマだけど読み始めたら目が離せない。本屋大賞に久しぶりに共鳴した。
そうそう、この本を手にした人は是非カバーを外して欲しい。濃いぃ赤=D−52のタントがイイカンジのたたずまいを作り出している。このままカバーを着けずにしばらく置いておこうと思う。

かがみの孤城

かがみの孤城