ブのおっさん

ポルカポルカレイドと同時発売されたブンペル、開発にたずさわった寄藤文平 氏は「誰でも使えて、手にした気分にシューっとなじむ心地よさがある...『普通の紙』」と語る。本当に取り立ててココがスゴイと言うことも無い普通の紙だ。でも妙に心引かれる。
商品の名前の由来は「文化」「ペーパー」「パル(友人)」を組み合わせた造語とのことだが、これはどうみたって本人の名前「文平る」、この感じもなんだか私は好きだなぁ。色名の方も変わった名前がいくつか。バークは樹皮(これはOKミューズバークの時に勉強した)、ソイルは土。ダンボ...ダンボってなに?私の中ではダンボは水色、ディズニーのダンボのイメージだがブンペルは全色茶系だ。ダンボの色はよく見てみると、どうもダンボールのことのようだ。ホワイトナチュラルクラフトをあわせてブンペルは全部で6色、ラフな風合でハーフエアのようにふわっと厚い。「ここが特に!」と言うこともないけれど 全体の雰囲気がなんかちょっとイイ。
そうそう、ちょっとイイと言えばブンペルのマスコット(?)、ポルカポルカレイドが可愛らしい女の子なのにブンペルだけカタカナの「ブ」が顔になった変なおっさんだ。変なおっさんなのに妙にすましていてちょっと笑える。なんだか分からないけど心引かれるのは、見えなくてもブンペルには必ず「ブのおっさん」がついてくると思うからだろうか?

プロフィール
商品名:ブンペル
発売年:2012年発売
メーカー:王子エフテックス
おもて面:ラフでザラっとした手触り。小さな 点 がまばらに入っている。
裏面:まばらな点は同じだが、おもて面より平ら
用途:名刺、カード、パッケージ、案内状
説明:「文化」「ペーパー」「パル(友人)」を組み合わせてブンペルになった。