ジェルジェットがやって来た

IPSIO GX3000

[rakuten:ec-current:10005222:image][ジェルジェットがやって来た]っといっても来たのは3月28日セットアップしたのが1日なので、かなり遅い書き込みだ。長年使っていたお気に入りにHPプリンターDJ5650が壊れたのでRICOHIPSIO GX3000を買った。
ジェルジェットは発売当初から気になってはいたもののなかなか「買う」と言うところまでいかなかったが、2月の展示会に行った人にパンフレットをもらって読んでいるウチになかなか良さそうなので購入を決めた。
購入の決め手はなんと言っても速乾、これにつきる。デモ機を一度貸してもらったがホントによく乾く。
さて、実際に使ってみて。まず第一印象はデガイ!!購入したのはA/4機だが他社のA/4機の2〜3倍ある。その分機械自体はしっかりしていて、家庭用プリンターとは一線を画す感じだ。
インクの乾きは確かに早く、連続でプリントしても裏移りの心配は無い。プリント自体も高速でなかなかのものだ。しかし、プリンター設定の変更やデータの受け渡しに多少時間がかかるので1枚だけプリントする場合は多少遅い。
給紙は手前下からUターンして手前上へ廃紙される形なので重送を心配していたが、普通の紙(コピー用紙)程度ならとくに問題ない。しかし厚紙はここからは無理。オプションのマルチ手差しフィーダーを付けると後ろ上から給紙して手前へ廃紙できる、こちらはかなり厚い紙もプリントできる。ただし設定で「厚紙」にしないと紙詰まりする。
音がうるさいと聞いていたが、通常のプリント(手前下から)の場合はそんなに気にするほどでもない。しかし、マルチ手差しフィーダーを使うとかなり大きな音がする。
印刷上がりは!コピー用紙にははっきりクッキリ申し分ない、テクスチャペーパーにもうってつけだ。
写真プリントは...。光沢紙にプリントしてもツヤ感が無く多少粒子が粗い感じ、また、何となくコントラストがはっきりしないので多少眠たい。写真プリントにははっきり言って向かない。
他に気になるのは、給紙位置。家庭用インクジェットの場合、用紙は機械に向かって右に寄せるがこのジェルジェットはレーザープリンターのように真ん中に揃える。そのため、B/5用に作った文書をB/5の用紙にプリントする場合、用紙設定がたまたまA/4なっているとプリント画像がはみ出して切れてしまう。用紙設定を変更できない特殊なアプリケーション(ヤマト運輸 i-cat)などは実際の紙のサイズと用紙設定が違うのでプリントできない。
少々難はあるもののおおむね満足、HP機の後継者としては花丸だ。