単なる私の印象だけれど、緑色の紙は廃色になりやすいような気がする。今月に入ってクロマティコA-FSスプリンググリーンが廃色になった。振り返ってみるとクラシックコルムス ポンデロサイパン、スタードリーム-FSエメラルド、キュリアスメタル ボタニック。ちょっとイイカンジの紙でクリスマスに赤とセットにしようとすると緑がなくて困る。
普段から意識して緑色を使って守っていかないと紙の世界でも砂漠化が進んでしまう。
緊急事態宣言が解除になり日常が戻りつつある。もちろんコロナ以前とは同じにはならない、でも縮こまってばかりじゃ何も始まらない。手はじめに素敵なおいしい紙を手に取って味わってみませんか(^^?意外に知らなかった紙、可愛らしい色や柄、そしてその組み合わせを楽しんで下さい。
Bon appetit!!
伝票によく使われるノーカーボン(感圧紙)。大量の伝票はもちろんプロに任せた方が良いですが、オリジナルで少量の場合やチョットした領収書は家庭用のプリンタでも作ることができます。簡単な使い方を動画にまとめました。
複写するモノなので紙が厚いと強く書かないと写りにくいです。そのため印刷会社さんは一般的#40を使いますが、プリンタで扱いやすいのは#60です。薄い紙がプリントできるようなら色の紙や黒発色も楽しめます。
ノーカーボン(感圧紙)は化学反応で複写します。動画には豆知識も載せていますが何かの薬品と反応して消えてしまうことがあります。手元に置いておく大切な内容の資料は自分が書いた「上」を残す方が安全です。
逆に何を塗ると消えるのか実験しても面白いかも知れません。以前私が試したところでは歯磨きを塗ると消えました。
玉しきみずたま(元祖玉しき)は1969年発売のロングセラーです。「水玉」が商標登録されていたため千載和歌集『雲の上の有明の月も影さえてふるや霰(あられ)の玉敷の庭』から「玉しき」と名付けられました。
2004年には、あられ・きっか・さしこ の3兄妹が加わってシリーズ化され華やかになったなぁと思っていました。特に「あられ」は「玉しき」の●を小さくしただけでこんなにも印象が変わるものかと驚きました。
2009年に(元祖)玉しきは、当初の念願叶って水玉の名前を得て 玉しきみずたまになりました。その9年後2018年に「玉しき」の名前は玉しきあられに譲られることになります。奇しくも命名の際に引用された和歌『ふるや霰の玉敷の庭』の霰(あられ)が家督を継ぐ事になるわけです。
玉しきみずたまは白のみ、玉しきさしこ・玉しききっかは雪のみになってコンパクトなシリーズになってしまいましたが、色々な表情を楽しめる和風の素敵な商品群です。