泥喰い

竹の紙を紹介している途中だけど竹の花はあまり喜ばれないそうだ。竹の花は60年に一度とか120年に一度咲くと言われ、その年は飢饉がおこって人々は泥まで食べることになると言うことから泥喰いとも言われる。ここから先は私が以前読んだ江戸時代が舞台の小説の話だけど、泥喰いが咲いたと聞くと人々は何をするかというと食料の買い占めに走る。そうすると食料が市場から少なくなって価格が高騰するので泥喰い情報はとても貴重だと言われる。竹の花も桜前線同様に南の方から順々に北東へ向かって咲いていく。九州あたりで情報を入手していち早く江戸へ持って行くと大もうけできるわけだ。新聞やテレビそれにインターネットのおかげで、今や地球の裏側の情報も瞬時に手にすることができる現代だけれど、何が正しくてどの情報が新しいかは なかなか判断しづらい。
「紙」を販売するだけでなく、新鮮で信頼できる情報をお届けするのも紙名手配の仕事だと私達は考えています。